『法華経』「衣裏繋珠(えりけいじゅ)のたとえ」より

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「衣の裏に珠がつながっている」という意味で、友人によって服の内側に縫い付けられていた宝石の存在に気付くというお経のたとえ話から、自分の中にある可能性や差し伸べられている手の存在に気付くことを表したものです。

人はご縁や経験によって、身のまわりにあるものごとを再発見したり組み合わせたりして楽しいことをつくる力を持っています。「お祭りは中止だし、マスクが辛いし、どこも行けないし…」と今年もいつもと違う夏になりそうですが、今の状況のあおりを受けるだけではもったいない! 同じ時間を過ごすなら、これまでの出会いや自分の培ってきた感性・経験を基に、ひらめきや心に留まった情報を衣食住に活かして、我慢と自粛だけで終わらない夏にしたいですね。

風鈴のイラスト
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