お施餓鬼法要ご参列のご案内
日時:令和5年7月21日(日曜日)午後2時開式(1時45分着席)
会場:妙蔵寺 本堂
- ご参列にあたり、事前予約等はございません。
- 服装は地味な色の平服にてご参列ください。
- 当日は開始15分前までに受付を済ませて本堂内にお入りください。
- 四十九日のご法事の際にお預かりしております白木のお位牌をご本尊前に安置し、「新盆の旅支度」をお供えし、お塔婆を立ててご供養いたします。
- 法要終了後、本堂内にてお塔婆をお渡し致します。お席でお待ちください。
- 当日ご参列されない場合は、7月22日(月)〜8月15日(木)の期間に当山にてお塔婆をお受け取り下さい。
新盆をお迎えの皆様を対象としたお施餓鬼法要を上記の通り執り行います。霊山浄土へ旅立たれた大切な方、そして御家族はじめゆかりの皆様にとって初めてお迎えになるお盆の年のお施餓鬼会となります。当日の法要ご参列のご案内をさせていただきます。一般檀信徒の方とは開式時間が異なりますのでご注意ください。
ご参列とご供養を通して故人様と向き合い、想いをお伝えするひとときをお過ごしいただきたいと思っております。大切な方との向き合いが、不安に覆われないご自身の「心の力」になりますことを祈念いたしております。
※7月21日(日)の当日前にご準備いただくことがございます。[新盆の旅支度]をご覧ください。
[新盆の旅支度]
妙蔵寺ではお施餓鬼法要の当日、三角の袋や草履、扇子などを麻ヒモで縛り、太い竹に掛けて供養する風習があります。これは新盆をお迎えになるお施主様によって奉納されるものです。これは初めて帰ってこられる故人様が、無事にお家に着くようにという「想い」の旅支度です。お盆の前後にあたるお施餓鬼の機会に、改めて故人様への「心」を形にあらわすものであります。この旅支度は、「新盆セット」「掛け袋セット」として横須賀市内の仏具店で購入できます。
奉納される方は、お施餓鬼当日の7月21日の1週間程前の7月15日(月)までに当山にお持ちいただくかご配送ください。
[新盆旅支度の内容]
○掛け袋(三角袋)
三角の形をした白い袋に故人様の法名(戒名)と、お施主様のお名前を油性ペン等で書いて、お米を入れて口を縫い合わせたものです。道中の召し上がり物で、昔は一生に一度ということで1升1合入れたといわれています。現在は2kgくらいを入れる容量になっているものが多いようです。
○履物
亡くなられたときには行きの支度のみなので、帰ってこられる時のための雪駄(せった)です。
○麻ヒモ
道中の履物が切れたら、この麻ヒモで直すといわれています。
○扇子
暑いときにあおげるように白扇(はくせん)を用意します。
○小遣い銭
のし袋や半紙に小遣い銭を入れておひねりを作ります。額は自由です。
※三角袋のお米はご供養の後、フードバンクに寄贈させていただきます。
※ご不明な点やご準備が難しい場合には、妙蔵寺までお問い合わせください。
お盆や施餓鬼について、もっと知りたい方は、「お盆について 由来や歴史」をどうぞご覧ください。