地に倒(たお)れて還(かえ)つて
地に従(よ)りて起(た)つがごとし
転んで痛い思いをするのも、手をついて立つ時に支えとするのも同じ地面です。そして「気を付けよう」と学ぶことができます。マイナスの出来事の方が心に残ってしまいますが、その中にはプラスとして活かせる要素が必ずあるのです。
地に倒(たお)れて還(かえ)つて
地に従(よ)りて起(た)つがごとし
転んで痛い思いをするのも、手をついて立つ時に支えとするのも同じ地面です。そして「気を付けよう」と学ぶことができます。マイナスの出来事の方が心に残ってしまいますが、その中にはプラスとして活かせる要素が必ずあるのです。
合掌
檀信徒並びに有縁の皆様にはますますご清祥のことと拝察致します。
秋季の行事・お参りに際しましてはご協力ありがとうございました。おかげさまでお彼岸や御会式などの行事や、ご法事・お参り等ここまで無事に歩むことができました。さて、12月から3月には、年末年始のお参りや除夜の鐘・春のお彼岸などがございますが、例年から変更を伴った形となりますので下記にてお知らせ致します。
令和6年も様々なことがありました。不安要素の方が心に残ってしまう中で、小さくても笑顔になったり、楽しかったり、嬉しかった瞬間も必ずあるはずです。そうしたことを心の力とされながら、この1年を乗り越えたご自身をしっかりと労って、お疲れを癒しつつ冬ならではの楽しみを見つけましょう。
令和7年は巳年です。蛇はその容姿やイメージから、避けられがちな生き物ですが、脱皮をする生態から「復活」や「再生」を表す存在として認識されていたり、仏教では生と死を超えた悟りの境地の表現に用いられるなど、良いことの象徴になっています。「抜け殻をお財布に入れると・・・」ということも言われたりしますね。
マイナスの中にも必ずプラスの要素が内包されています。日常生活で体験する一見マイナスの答えや印象の出来事でも、それを結論として終えてしまうのではなく、そうした中にも今後に活かせるプラスの要素を見つけていくことで、それが不安を小さくすることにつながります。マイナスをマイナスで終わらせず、せっかくですからプラスにする視点を育んでいきましょう。 来る年がより良い一年になりますよう皆様のご健勝を祈念致しております。
再拝
知っておきたい
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「お盆とお施餓鬼」その1
お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。この言葉は、諸説がありますが、最も有名な説が、インドの古代言語であるサンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバ・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その2
お盆の期間に行うことや、仏壇の飾り方等は、地方・地域や家庭・ライフスタイルによって様々な違いがあります。さまざまな儀礼や各地の行事などと融合され・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その3
施餓鬼(せがき)とは、餓鬼道(がきどう)に堕ちて(おちて)苦しんでいる者に、施し(ほどこし)をするという意味です。お施餓鬼は、お釈迦様の弟子の1人、阿難尊者(あなんそうじゃ)に・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その4
お盆の時期に、お寺では施餓鬼法要がとり行われます。妙蔵寺では毎年7月21日に行います。もともと施餓鬼法要は、お盆に限ったものではなく、随時行われていた・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その5
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