妙蔵寺

四無量心(しむりょうしん)

慈(じ) …「相手の心が楽になるように」と思う心
悲(ひ) …「相手の不安や悩み・苦しみを取り除きたい」と思う心
喜(き) …相手の喜びを一緒に喜ぶ心
捨(しゃ)…相手からの見返りを求めない心

私たち誰もが持っている、生き物としての「人間らしさ」の根本で、「思いやり」とも表現できる要素です。この損得を超えた心の姿勢は、表情や言動に表れてまわりに伝わり、共鳴を生みます。すぐに報われないことも多いですが、必ず廻って不安や怖れに対応し、自分の安心を支えてくださる人とのつながりをつくる心の力となります。
四無量心はあなたの中にある「安心の種」です。大切に育んでいきましょう。

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ご案内

令和6年12月~令和7年3月 お参りのご案内

合掌
檀信徒並びに有縁の皆様にはますますご清祥のことと拝察致します。
秋季の行事・お参りに際しましてはご協力ありがとうございました。おかげさまでお彼岸や御会式などの行事や、ご法事・お参り等ここまで無事に歩むことができました。さて、12月から3月には、年末年始のお参りや除夜の鐘・春のお彼岸などがございますが、例年から変更を伴った形となりますので下記にてお知らせ致します。

令和6年も様々なことがありました。不安要素の方が心に残ってしまう中で、小さくても笑顔になったり、楽しかったり、嬉しかった瞬間も必ずあるはずです。そうしたことを心の力とされながら、この1年を乗り越えたご自身をしっかりと労って、お疲れを癒しつつ冬ならではの楽しみを見つけましょう。
令和7年は巳年です。蛇はその容姿やイメージから、避けられがちな生き物ですが、脱皮をする生態から「復活」や「再生」を表す存在として認識されていたり、仏教では生と死を超えた悟りの境地の表現に用いられるなど、良いことの象徴になっています。「抜け殻をお財布に入れると・・・」ということも言われたりしますね。
マイナスの中にも必ずプラスの要素が内包されています。日常生活で体験する一見マイナスの答えや印象の出来事でも、それを結論として終えてしまうのではなく、そうした中にも今後に活かせるプラスの要素を見つけていくことで、それが不安を小さくすることにつながります。マイナスをマイナスで終わらせず、せっかくですからプラスにする視点を育んでいきましょう。 来る年がより良い一年になりますよう皆様のご健勝を祈念致しております。

再拝

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おしらせ

知っておきたい

4月8日はお釈迦さまの誕生日です。この喜ばしい日を迎える行事を『花まつり』といいます。たくさんの草花で飾られた花御堂という小さ・・・(続きをよむ)

知っておきたい

御会式は日蓮聖人の御命日に合わせて行われる行事です。「御命講(おめいこう)」「報恩講(ほうおんこう)」「恩命講(おんめいこう)」などとも呼・・・(続きをよむ)

知っておきたい

お彼岸とは、「生き方の地図」、自分がもっている「人間らしさ」を見失わないように、そして発揮できるようにしていくことを心にして実践する行事・・・(続きをよむ)

知っておきたい

お盆について 由来や歴史

「お盆とお施餓鬼」その1

お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。この言葉は、諸説がありますが、最も有名な説が、インドの古代言語であるサンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバ・・・(続きを読む)

お盆について 私たちとお盆の行事

「お盆とお施餓鬼」その2

お盆の期間に行うことや、仏壇の飾り方等は、地方・地域や家庭・ライフスタイルによって様々な違いがあります。さまざまな儀礼や各地の行事などと融合され・・・(続きを読む)

お施餓鬼について 施餓鬼とは

「お盆とお施餓鬼」その3

施餓鬼(せがき)とは、餓鬼道(がきどう)に堕ちて(おちて)苦しんでいる者に、施し(ほどこし)をするという意味です。お施餓鬼は、お釈迦様の弟子の1人、阿難尊者(あなんそうじゃ)に・・・(続きを読む)

お施餓鬼について 行事と旅支度

「お盆とお施餓鬼」その4

お盆の時期に、お寺では施餓鬼法要がとり行われます。妙蔵寺では毎年7月21日に行います。もともと施餓鬼法要は、お盆に限ったものではなく、随時行われていた・・・(続きを読む)

お施餓鬼について 餓鬼とは

「お盆とお施餓鬼」その5

お盆やお施餓鬼の由来に出てくる餓鬼とは、仏教に説かれる十界の内の、地獄・餓鬼・畜生という「三悪趣」の一つで、飢えと渇きに苦しむ者のことです。食べ物や飲み物を・・・(続きを読む)

妙蔵寺 のご案内

妙蔵寺の池の鯉
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沿革

妙蔵寺の草創、創建や縁起について(準備中)

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当山の年間行事と、法話「法華経講話」、「こころの時間」のご案内

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自死遺族分かち合いの会

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