慈(じ) …「相手の心が楽になるように」と思う心
悲(ひ) …「相手の不安や悩み・苦しみを取り除きたい」と思う心
喜(き) …相手の喜びを一緒に喜ぶ心
捨(しゃ)…相手からの見返りを求めない心
私たち誰もが持っている、生き物としての「人間らしさ」の根本で、「思いやり」とも表現できる要素です。この損得を超えた心の姿勢は、表情や言動に表れてまわりに伝わり、共鳴を生みます。すぐに報われないことも多いですが、必ず廻って不安や怖れに対応し、自分の安心を支えてくださる人とのつながりをつくる心の力となります。
四無量心はあなたの中にある「安心の種」です。大切に育んでいきましょう。