妙蔵寺

四無量心(しむりょうしん)

慈(じ) …「相手の心が楽になるように」と思う心
悲(ひ) …「相手の不安や悩み・苦しみを取り除きたい」と思う心
喜(き) …相手の喜びを一緒に喜ぶ心
捨(しゃ)…相手からの見返りを求めない心

私たち誰もが持っている、生き物としての「人間らしさ」の根本で、「思いやり」とも表現できる要素です。この損得を超えた心の姿勢は、表情や言動に表れてまわりに伝わり、共鳴を生みます。すぐに報われないことも多いですが、必ず廻って不安や怖れに対応し、自分の安心を支えてくださる人とのつながりをつくる心の力となります。
四無量心はあなたの中にある「安心の種」です。大切に育んでいきましょう。

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ご案内

令和6年 秋期行事・お参りのご案内

合掌

檀信徒並びに有縁の皆様にはますますご清祥のことと拝察致します。
夏季の行事・お参りに際しましてはご協力ありがとうございました。今年は例年以上に気温が高い日が多く、熱中症等の心配がございましたが、おかげさまで皆様には無事にお参りいただくことができました。

秋の行事は9月の秋お彼岸10月21日の御会式などがございますが、これまでから変更を伴った形となりますのでお知らせ致します。

起伏の大きな気候や自然災害・国内や世界情勢、またそれに伴う日常生活への影響など、不安要素を多く感じる状況になっております。自分の言動は、必ず他の人やもの・ことがらや環境に影響を及ぼします。その逆もまた然りです。お彼岸は不安を小さくし、安心できる方向に進むために、自分の言動とその根本である心をみつめる機会でもあります。人それぞれ違いがありますが、共感できる部分や共有できることもたくさんあります。ご先祖様や周りの方々と向き合いながら、1人ひとりがお互いに安心につながる大切な存在であることを再認識して日常生活に活かしましょう。

今年の夏は暑さや台風によって、これまでになく過酷な季節となりました。暑さを乗り越えたご自身を労ってお疲れを癒しながら、秋ならではの楽しみを見つけていきましょう。皆様のご健勝を祈念致しております。

再拝

当山お会式の飾り

[写真左]お花飾りで彩られる本堂内と、日蓮聖人像の御手に結ばれた御手綱(白い綱)
[写真右]柱のような角塔婆まで伸びた御手綱に触れることで、日蓮聖人とつながる体験ができます

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おしらせ

知っておきたい

4月8日はお釈迦さまの誕生日です。この喜ばしい日を迎える行事を『花まつり』といいます。たくさんの草花で飾られた花御堂という小さ・・・(続きをよむ)

知っておきたい

御会式は日蓮聖人の御命日に合わせて行われる行事です。「御命講(おめいこう)」「報恩講(ほうおんこう)」「恩命講(おんめいこう)」などとも呼・・・(続きをよむ)

知っておきたい

お彼岸とは、「生き方の地図」、自分がもっている「人間らしさ」を見失わないように、そして発揮できるようにしていくことを心にして実践する行事・・・(続きをよむ)

知っておきたい

お盆について 由来や歴史

「お盆とお施餓鬼」その1

お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。この言葉は、諸説がありますが、最も有名な説が、インドの古代言語であるサンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバ・・・(続きを読む)

お盆について 私たちとお盆の行事

「お盆とお施餓鬼」その2

お盆の期間に行うことや、仏壇の飾り方等は、地方・地域や家庭・ライフスタイルによって様々な違いがあります。さまざまな儀礼や各地の行事などと融合され・・・(続きを読む)

お施餓鬼について 施餓鬼とは

「お盆とお施餓鬼」その3

施餓鬼(せがき)とは、餓鬼道(がきどう)に堕ちて(おちて)苦しんでいる者に、施し(ほどこし)をするという意味です。お施餓鬼は、お釈迦様の弟子の1人、阿難尊者(あなんそうじゃ)に・・・(続きを読む)

お施餓鬼について 行事と旅支度

「お盆とお施餓鬼」その4

お盆の時期に、お寺では施餓鬼法要がとり行われます。妙蔵寺では毎年7月21日に行います。もともと施餓鬼法要は、お盆に限ったものではなく、随時行われていた・・・(続きを読む)

お施餓鬼について 餓鬼とは

「お盆とお施餓鬼」その5

お盆やお施餓鬼の由来に出てくる餓鬼とは、仏教に説かれる十界の内の、地獄・餓鬼・畜生という「三悪趣」の一つで、飢えと渇きに苦しむ者のことです。食べ物や飲み物を・・・(続きを読む)

妙蔵寺 のご案内

妙蔵寺の池の鯉
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沿革

妙蔵寺の草創、創建や縁起について(準備中)

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行事・催事

当山の年間行事と、法話「法華経講話」、「こころの時間」のご案内

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自死遺族分かち合いの会

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