地に倒(たお)れて還(かえ)つて
地に従(よ)りて起(た)つがごとし
転んで痛い思いをするのも、手をついて立つ時に支えとするのも同じ地面です。そして「気を付けよう」と学ぶことができます。マイナスの出来事の方が心に残ってしまいますが、その中にはプラスとして活かせる要素が必ずあるのです。
地に倒(たお)れて還(かえ)つて
地に従(よ)りて起(た)つがごとし
転んで痛い思いをするのも、手をついて立つ時に支えとするのも同じ地面です。そして「気を付けよう」と学ぶことができます。マイナスの出来事の方が心に残ってしまいますが、その中にはプラスとして活かせる要素が必ずあるのです。
令和7年9月吉日
合掌
檀信徒並びに有縁の皆様にはますますご清祥のことと拝察致します。
夏季の行事・お参りに際しましてはご協力ありがとうございました。今年は例年以上に気温が高い日が多く、熱中症等の心配がございましたが、おかげさまで皆様には無事にお参りいただくことができました。
これから来年3月にかけましては、様々な行事がございます。特に11月23日(日)には法燈継承式・御会式がございます。当山は本年、1つの歴史的な節目を迎えることになります。詳細は下記にてお知らせ致します。
起伏の大きな気候や自然災害・国内や世界情勢、またそれに伴う日常生活への影響など、不安を多く感じる状況になっております。自分の言動は、必ず他の人やもの・ことがらや環境に影響を及ぼします。お彼岸などの行事は自分の言動とその根本である心を調律する機会でもあります。日常生活の中で笑顔や安心につながる1つ1つの言葉や行動を、心の財産として大切に重ねていきましょう。
去年の暑さを超えて、これまでになく過酷な季節となりました。夏のお疲れが出てくる時期です。暑さを乗り切った心身をしっかり労い、癒してください。当山も皆様に安心の要素をお伝えいたすべく精進してまいります。
皆様のご健勝を祈念致しております。
再拝
知っておきたい
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「お盆とお施餓鬼」その1
お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。この言葉は、諸説がありますが、最も有名な説が、インドの古代言語であるサンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバ・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その2
お盆の期間に行うことや、仏壇の飾り方等は、地方・地域や家庭・ライフスタイルによって様々な違いがあります。さまざまな儀礼や各地の行事などと融合され・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その3
施餓鬼(せがき)とは、餓鬼道(がきどう)に堕ちて(おちて)苦しんでいる者に、施し(ほどこし)をするという意味です。お施餓鬼は、お釈迦様の弟子の1人、阿難尊者(あなんそうじゃ)に・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その4
お盆の時期に、お寺では施餓鬼法要がとり行われます。妙蔵寺では毎年7月21日に行います。もともと施餓鬼法要は、お盆に限ったものではなく、随時行われていた・・・(続きを読む)
「お盆とお施餓鬼」その5
お盆やお施餓鬼の由来に出てくる餓鬼とは、仏教に説かれる十界の内の、地獄・餓鬼・畜生という「三悪趣」の一つで、飢えと渇きに苦しむ者のことです。食べ物や飲み物を・・・(続きを読む)